グラボは本体だけ買えば替えられる?|電源・ケースの長さ・モニターの端子を先に見てください

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本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。

結論:条件付きでYES。電源・コネクタ・ケースの長さ・モニターの端子が足りていれば、本体だけで替えられます

条件付きでYESです。電源の容量・補助電源のコネクタ・ケースの長さ・モニターの端子の4つが足りていれば、本体だけで替えられます。足りない場合は、足りないものだけを買い足します。

結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)

互換チェッカーの「本体だけで足りるか」で、4項目に答えると判定と金額が出ます。

確かめる4項目:電源・コネクタ・長さ・端子

順番に意味があります。 電源が先です。容量が足りないと分かればカードを選び直すことになり、ケースの長さもモニターの端子も確かめ直しになります。

順 確かめること 足りていなかった場合
1 新しいカードの必要システム電源に、いまの電源ユニットの出力が届いているかを見ます。 電源ユニットを買い替えることになります。
2 新しいカードが要る本数の補助電源コネクタが、電源側にあるかを数えます。 電源ユニットを買い替えることになります。分岐ケーブルで本数を増やすのは解決になりません。
3 新しいカードの全長が、ケースの収まる長さに入っているかを測ります。 PCケースを買い替えることになります。
4 いま使っているモニターのケーブルが、新しいカードの出力端子に挿さるかを見ます。 ケーブルか変換アダプタを買うことになります。

電源・コネクタ・長さ・端子の確かめ方

電源の容量

電源ユニットの側面に貼られたラベルに「850W」のように書かれています。新しいカードの必要システム電源はメーカーの製品ページに載っています。

詳しくはグラボ交換で電源容量は足りる?をご覧ください。

補助電源のコネクタ

電源から出ているケーブルのうち、6ピン+2ピンに割れる形のものを数えます。新しいカードが8ピン×2なら、独立した2本が要ります。

詳しくはいま使っている電源が何Wか・コネクタが足りるか調べる方法をご覧ください。

ケースの長さ

まずPCケースの製品ページで「対応GPU長」を見てください。BTOや古いケースでは載っていないことがあります。その場合は、PCの電源を切り、電源ケーブルを抜いてからサイドパネルを外し、いま挿さっているカードの先からケース内側の壁(またはドライブベイ)までの余りを定規で測り、いまのカードの全長を足した値が上限です。

詳しくはグラボが自分のPCで使えるか確認する方法をご覧ください。

モニターの端子

新しいカードの出力端子はメーカーの製品ページに載っています。最近のカードはHDMIとDisplayPortだけで、DVIとVGAはありません。

詳しくは映像はどのポートから出るかをご覧ください。

買い足すことになる場合があるもの

  • 電源ユニット(850W・80 PLUS Gold)
  • PCケース(ATX ミドルタワー)
  • 変換アダプタまたは映像ケーブル

価格は日々変わるため、この記事には載せていません。当日の価格は購入先でご確認ください。

容量不足とコネクタ不足の両方が起きても、買う電源ユニットは1台です。容量に余裕のあるものを選べば、コネクタの本数も一緒に増えます。

分岐ケーブルで本数は増えません

コネクタの本数が足りないとき、1本を2本に割る分岐ケーブルは解決になりません。分岐しても、電源側から取り出せる電力は増えないためです。そのまま使えば、1本のケーブルに定格を超える電流を流すことになります。

紛らわしいのが、変換ケーブル(12VHPWRと8ピンを繋ぎ替えるもの)です。こちらはカードに付属していることが多く、分岐とは別物です。両者を同じものとして説明している記述を見かけますが、分岐は電力を増やさないという一点で違います。詳しくはグラボの補助電源に二股ケーブルを使ってよいかで扱っています。

ケースの長さで見落としやすいこと

対応GPU長が分かっても、その数字ぎりぎりだと入らないことがあります。補助電源のケーブルを挿す分の余裕が別に要ります。コネクタが側面にある場合は、カードの上にもケーブルを挿す分の空きが要ります。必要な空きはケーブルの曲げ方で変わるので、カードとケースの製品ページで寸法を確かめます。

カードの全長はメーカーの製品ページに mm で載っています。ケース側の上限が載っていないことがあるのは、ここだけの事情です。ほかの3項目は仕様を突き合わせれば決まりますが、対応GPU長の記載が無いケースでは測るしかありません。

入らないと分かってケースごと替える場合は、ほかのパーツも収まるかをPCケースの交換の4点で確かめてください。

間違えるとどうなるか

電源の容量が足りないまま注文すると、こうなります。カードは挿さって認識まではするのに、負荷がかかった瞬間に電源が落ちる、という形で出ます。ゲームや書き出しの途中で毎回落ちるため、原因がカードなのか電源なのか分からないまま時間を使うことになります。

ケースの長さを確かめずに買った場合も困ります。これは箱を開けた時点で分かるので、電源ほど時間は取られません。ただし返品の条件は店ごとに違い、開封後は受け付けないところもあります。そうなるとケースを買い足すか、短いカードに買い直すかになります。

買わなくてよい場合

  • 取り付けネジは、いまカードを留めているものをそのまま使います。買う必要はありません。
  • カードを挿す差込口の規格(PCIe)の世代が違っても動きます。世代差を理由にマザーボードを替える必要はありません。
  • CPUが古いことは、カードが動かない理由にはなりません。動くかどうかと、性能が釣り合うかは別の問題です。
  • 静電気防止の手袋やリストバンドは、必須の道具ではありません。PCの電源を切り、電源ケーブルを抜いた状態で、ケースの金属部分に触れて放電してから作業してください。

交換して外したグラフィックボードはどうするか

この記事の話が終わると、これまで挿さっていたカードが1枚余ります。置いておいても構いませんし、処分しても構いません。買取に出すという選択肢もあるので、行き先の1つとして挙げておきます。

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足りなかった場合に見るもの

4項目とも足りていれば、下記は要りません。足りなかった場合だけ、その部品を見てください。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。

MSI MAG A850GL PCIE5 80PLUS GOLD認証取得 ATX 3.0対応 フルモジュラー電源ユニット

MSI MAG A850GL PCIE5 80PLUS GOLD認証取得 ATX 3.0対応 フルモジュラー電源ユニット 850W

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よくある質問

グラボの現物だけ買えば交換できますか。

4項目とも足りていれば、それだけで替えられます。取り付けネジも、いま使っているものをそのまま使います。足りない項目があると、電源ユニットかPCケース、またはケーブルを買い足すことになります。

補助電源のコネクタが1本足りません。分岐ケーブルで足せますか。

足せません。分岐は1本のケーブルを2本に割るだけで、電源から取り出せる電力は増えません。1本の定格を超える電流を流すことになります。コネクタを直接備えた電源に替えてください。

ケースに入るかどうかは、どこを見れば分かりますか。

製品ページに載っていなければ測ります。PCの電源を切り、電源ケーブルを抜いてから、いま挿さっているカードの先からケース内側の壁までの余りを定規で測り、いまのカードの全長を足してください。その値が入れられる上限です。

PCIeの世代が古いのですが、マザーボードも替えたほうがいいですか。

替える必要はありません。世代が違っても動き、帯域が低いほうに合わせられるだけです。

CPUが古いままでも大丈夫ですか。

動くかどうかという意味では問題ありません。ただし性能が釣り合うかは別の問題で、CPUが古いと新しいカードの性能を出しきれないことがあります。

交換したあと、前のドライバは削除が要りますか。

メーカーが変わる場合(NVIDIAとAMDの間)は削除してください。同じメーカーの別世代なら、新しいドライバのインストーラーにクリーンインストールの選択肢があります。当サイトはドライバの手順を判定の対象にしていないため、詳細は各メーカーの案内をご確認ください。

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、ケースを開ける、あるいは部品を交換すると製造元の保証が受けられなくなることがあります。規定はメーカーや販売店ごとに違うため、作業の前に購入元の保証規定を確認してください。保証期間が残っていて困りごとが起きているなら、自分で替える前に購入元へ相談するほうが早く済むことがあります。

出典と確認方法

このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。

  • NVIDIA GeForce RTX 50 シリーズ 製品仕様(必要システム電源):各カードの消費電力(Total Graphics Power)、必要システム電源、補助電源コネクタ、および必要システム電源が前提にしているCPU
  • 電源ユニット本体のラベル(容量と型番):電源ユニットの側面か上面に貼られたラベルを見ます。合計出力は「+12V」の行ではなく、「Total Power」「Max Output」などと書かれた値です。ケースを開けずに調べたい場合は、購入時の構成表・注文履歴・BTOメーカーの製品ページで型番から引けます。
  • グラフィックボードの製品ページ(寸法・補助電源):メーカーサイトで型番の仕様欄を開き、寸法と Power Connectors の項を確認します。同じGPUでもメーカーやモデルによって全長は大きく変わるため、GPU名ではなく製品型番で確認してください。
  • PCケースの製品ページ(内寸):仕様欄の「対応GPU長」「CPUクーラー高」を確認します。フロントにラジエーターやファンを付けている場合、その厚みぶん実際に使える長さは短くなります。
  • 価格の調べ方(商品カードのリンク先):商品カードの候補は、楽天市場の商品検索から中古・海外直送・ミニPC・型番と世代表記が矛盾する商品を除いて機械的に選んでいます。価格は記事に載せていないため、当日の価格はリンク先でご確認ください。

この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。

判定の根拠は判定の方法にまとめています。