本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。
結論:数字は「世代」と「同じ世代の中での位置」の2つに分かれます
RTX 5060の「50」はシリーズ(世代)、「60」は同じ世代の中での位置です。「Ti」「SUPER」は同じ番号の上位版で、末尾の「8GB」「16GB」はVRAMの容量です。
結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)
型番だけでは、いまのPCでそのカードが動くかは分かりません。動くかを確かめたい方は、先に互換チェッカーで判定してください。
GeForce RTXの数字の読み方
上2桁はシリーズ(世代)で、20→30→40→50の順に新しくなります。下2桁は同じシリーズの中での位置で、50・60・70・80・90の順に上がります。NVIDIAの比較表では、同じシリーズの中で下2桁が大きい製品ほどCUDAコア数(描画や計算を行う演算回路の数で、比較表の公表値です)が多くなります。VRAMはグラフィックボードに載っているメモリで、パソコン本体のメモリとは別物です。RTX 50シリーズの並びは次のとおりです。
| 製品名 | CUDAコア数 | VRAM |
|---|---|---|
| GeForce RTX 5050 | 2,560 | 8GB |
| GeForce RTX 5060 | 3,840 | 8GB |
| GeForce RTX 5060 Ti | 4,608 | 8GB/16GB |
| GeForce RTX 5070 | 6,144 | 12GB |
| GeForce RTX 5070 Ti | 8,960 | 16GB |
| GeForce RTX 5080 | 10,752 | 16GB |
| GeForce RTX 5090 | 21,760 | 32GB |
VRAMの容量は、位置の順には並びません。RTX 5060 Tiの16GB版はRTX 5070の12GBより多く、ローカルAIのようにVRAMの量で決まる用途では、この差が効きます。必要な量はローカルLLMに必要なVRAMは何GB?で決めます。
Ti・SUPERの読み方
同じ番号に付く「Ti」と「SUPER」は上位版です。RTX 4070には4種類があり、比較表のCUDAコア数は次の順に増えます。
| 製品名 | CUDAコア数 | VRAM |
|---|---|---|
| GeForce RTX 4070 | 5,888 | 12GB |
| GeForce RTX 4070 SUPER | 7,168 | 12GB |
| GeForce RTX 4070 Ti | 7,680 | 12GB |
| GeForce RTX 4070 Ti SUPER | 8,448 | 16GB |
SUPERはTiより下(4070 SUPER)にも上(4070 Ti SUPER)にも付きます。番号だけで判断せず、末尾まで読んでから比較表で確かめてください。
同じ型番でVRAMの容量だけが違う製品
GeForce RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があり、1つ前の世代のGeForce RTX 4060 Tiにも同じく8GB版と16GB版があります。どちらもCUDAコア数は同じで、VRAMだけが違います。製品名の末尾か、販売ページの仕様欄で容量を確かめてください。8GB版か16GB版かの決め方はRTX 3060 TiからRTX 5060 Tiへにあります。
Radeon RXの数字の読み方
Radeon RX 9070 XTの「9」が世代、「70」が同じ世代の中での位置、「XT」が同じ番号の上位版です。AMDのプレスリリースにある演算ユニット数(NVIDIAのCUDAコア数にあたる、演算回路のまとまりの数)は次の順に増えます。
| 製品名 | 演算ユニット数 | VRAM |
|---|---|---|
| Radeon RX 9060 XT | 32 | 8GB/16GB |
| Radeon RX 9070 | 56 | 16GB |
| Radeon RX 9070 XT | 64 | 16GB |
型番を読んだあとに決めること
- いまのカードと同じ位置の現行世代にするか、1つ上の位置にするかを決めます。RTX 3060 TiからならRTX 3060 Tiからの買い替え先で扱っています。
- DLSSのどの機能が使えるかはシリーズ(上2桁)で決まります。DLSSが使えるグラボに機能ごとの対応表があります。
- 補助電源のコネクタと電源容量は型番では読めません。製品ページの公表値で確かめます。グラボの補助電源の種類に表があります。
価格は日々変わるため、この記事には載せていません。当日の価格は、下の商品カードのリンク先でご確認ください。
型番を読んで候補が決まった場合
下記は、同じ位置の現行世代(RTX 5060 Ti)と1つ上の位置(RTX 5070)を1つずつ並べたものです。VRAMは16GBと12GBで、上の表のとおり位置の順ではありません。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。
PNY | ピーエヌワイ VCG5060T16DFXPB1-O (GeForce RTX 5060 Ti OC 16GB)
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC グラフィックスボード VD9068
よくある質問
数字が大きいほど速いですか。
シリーズをまたいだ比較(RTX 4070とRTX 5060 Tiなど)は番号では読めないので、比較表の公表値で見ます。どちらが速いかは、当サイトでは判定しません。
GTXとRTXは何が違いますか。
RTXはDLSSとレイトレーシング(光の反射や影を計算して描く機能)に対応するシリーズに付く名前で、RTX 20以降が該当します。GTX 16シリーズにはDLSSがありません。機能ごとの対応はDLSSが使えるグラボにあります。
出典と確認方法
このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。
- NVIDIA「現行世代と前世代の GeForce シリーズのグラフィックス カードの比較」:RTX 50シリーズのCUDAコア数、AI TOPS、レイトレーシングのTFLOPS、標準メモリ構成、メモリインターフェイス幅、RTX 40シリーズ(4070/4070 SUPER/4070 Ti/4070 Ti SUPER/4060 Ti)のCUDAコア数と標準メモリ構成(2026-09-11)
- AMD Investor Relations プレスリリース「AMD Unveils Next-Generation AMD RDNA 4 Architecture with the Launch of AMD Radeon RX 9000 Series Graphics Cards」(2025年2月28日):RX 9070 XT/9070の発表日と発売日(2025年3月6日)、RX 9070 XT/9070 の演算ユニット数(64/56)とメモリ16GB(2026-09-11)
- AMD Investor Relations プレスリリース「AMD Introduces New Radeon Graphics Cards and Ryzen Threadripper Processors at COMPUTEX 2025」(2025年5月20日):RX 9060 XTの発表日と、発表時点の発売時期の表現(年内)、RX 9060 XT の演算ユニット数(32)と8GB/16GBの2種(2026-09-11)
- NVIDIA DLSS テクノロジ(対応ハードウェア表):DLSSの各機能がGeForce RTXのどのシリーズで使えるか
この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。
判定の根拠は判定の方法にまとめています。