本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。
結論:使えます
PCIe 4.0対応のグラフィックボードは、PCIe 3.0のマザーボードでも使えます。PCIeは上位・下位ともに互換性があるため、帯域は低いほうの Gen3 に制限されます。
結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)
PCIeの世代と帯域
| 世代 | 帯域(x16接続時) |
|---|---|
| Gen3 | x16で 32 Gb/s |
| Gen4 | x16で 64 Gb/s |
| Gen5 | x16で 128 Gb/s |
レーン数が違う場合
レーン数が少ないスロットにも挿さります。x16のカードをx8動作のスロットに挿すと帯域は半分になりますが動作します。ただしスロットの末端が閉じている(切り欠きがない)マザーボードでは、物理的にx16のカードが入らないことがあります。
帯域が半分になると性能はどれくらい落ちるのか
どれくらい落ちるかは、当サイトでは測っていません。用途によって変わるうえ、ここで数字を出すには実機での計測が要ります。確かなのは、世代やレーン数が違っても動くということです。影響が出やすいのは、カードのVRAMが不足してシステムメモリを使う状況で、そのときはスロットの世代よりVRAMの容量のほうが効きます。
間違えるとどうなるか
世代が違っても動くので、間違えて起動しなくなることはありません。詰まるとすれば、スロットの末端が閉じている古いマザーボードでx16のカードが物理的に入らない場合と、UEFI非対応の古い環境でカードが起動しない場合です。どちらも取り付けの時点で分かります。
買い替えなくてよい場合
- PCIeの世代が古いという理由だけで、マザーボードを買い替える必要はありません。帯域が低いほうに合うだけで、多くの用途で差はわずかです。
- 帯域の差が効きやすいのは、カードのVRAMが不足してシステムメモリを使う状況です。VRAMに余裕があるカードを選べば、古い世代のスロットのままでも実用上の差は小さくなります。
グラフィックボードを買い替える場合
上のとおり、マザーボードは買い替えずに済みます。下記はグラフィックボードだけを替える場合の候補です。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。
GAINWARD RTX5080 PYTHON III 16GB GDDR7 256bit 3-DP HDMI NE75080019T2-GB2035T
よくある質問
帯域が制限されると表示がおかしくなりますか。
なりません。帯域は転送の速度に関わるもので、画質や解像度が制限されることはありません。
マザーボードのPCIeスロットが何世代かを調べる方法はありますか。
マザーボードの製品ページで、PCIe x16スロットの項に世代が記載されています。同じマザーボードでも、CPU直結のスロットとチップセット経由のスロットで世代が異なることがあるため、どのスロットの話かも確認してください。
スロットが2つある場合、どちらに挿すべきですか。
CPU直結の、いちばん上のx16スロットに挿すのが基本です。下のスロットはレーン数が少なかったり、チップセット経由だったりします。
出典と確認方法
このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。
- グラフィックボードの製品ページ(寸法・補助電源):メーカーサイトで型番の仕様欄を開き、寸法と Power Connectors の項を確認します。同じGPUでもメーカーやモデルによって全長は大きく変わるため、GPU名ではなく製品型番で確認してください。
- マザーボードの製品ページ(対応CPU一覧):メーカーサイトで型番を検索し、「対応CPU」「CPU Support List」の欄を開きます。世代をまたぐCPUでは必要BIOSバージョンが併記されているので、そこも確認してください。
BTO・メーカー製PCをお使いの場合、マザーボードの型番は、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」、または CPU-Z の Mainboard タブで確認できます(別のソフトを入れられない環境では、システム情報だけで足ります)。そこに出た型番でメーカーサイトが見つからないときは、マザーボードのメーカーではなくPCを買った店の製品ページ(構成表)と、その機種のサポートページを見てください。それでも分からない項目は、購入元に問い合わせるのが確実です。
この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。
判定の根拠は判定の方法にまとめています。