パソコンの起動が遅いのはなぜ?|いまHDDならSSDに替え、SSDならスタートアップを減らす

最終更新

本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している手順と説明は各メーカーの案内に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。

結論:Windows の入ったドライブが HDD(回転する円盤の部品)なら SSD(メモリーチップの部品)に替え、SSD ならスタートアップ(Windows と一緒に起動するアプリ)を減らします

  • 「メディアの種類」で、C ドライブが HDD か SSD かを見ます
  • HDD なら、読み書きの速い SSD に替えます
  • SSD なら、一緒に起動するアプリを減らし、C ドライブの空きを作ります

起動が遅くなるわけ

起動のあいだ、パソコンは Windows と、一緒に起動するアプリを、データを保存する部品から読み込みます。その部品には、回転する円盤に書き込む HDD と、メモリーチップに書き込む SSD があります。部品が HDD なら、SSD よりも読み書きが遅く、細かいデータをあちこちから読むのが特に遅くなります(バッファローの案内)。Windows と一緒に起動するアプリが多いほど、起動の時間は長くなります(Microsoft の案内)。この記事は、時間はかかっても Windows が起動する場合の話です。電源が入らない、画面が映らない、使っている途中で落ちるときは、電源ユニット(パソコン全体に電気を送る部品)の故障か確かめる、画面が映らないとき、負荷で落ちるときの記事で確かめます。

C ドライブが HDD か SSD かを確かめる

  1. 画面の下のスタートボタンを押し、「デフラグ」と入力して「ドライブのデフラグと最適化」を開きます。
  2. 一覧の「(C:)」(Windows が入っているドライブ)の行の「メディアの種類」の欄を見ます。
メディアの種類 C ドライブは すること
ハード ディスク ドライブ HDD(回転する円盤に書き込む部品) SSD に替える
ソリッド ステート ドライブ SSD(メモリーチップに書き込む部品) スタートアップ アプリを減らし、空き容量を見る

SSD に替える

SSD に替えるときは、いまの HDD の中身を新しい SSD にそのまま写すと、Windows を入れ直さずに使えます。手順はSSDのクローンのやり方にあります。デスクトップの HDD の多くは 3.5インチです。2.5インチの SSD は、HDD と同じ SATA のケーブル(データ用)と電源のケーブルでつなぎ、ケースの 2.5インチの置き場か、3.5インチの置き場に付けるための変換の金具で固定します。パソコンの土台の基板(マザーボード)に M.2(細長い板の形の SSD)の差し込み口があれば、M.2 の SSD も使えます(SSD増設のやり方)。

パソコン 付けられる SSD
デスクトップ(ケースの中に 2.5インチか 3.5インチの置き場がある) 2.5インチの SATA SSD(ケーブルでつなぐ)
デスクトップ(マザーボードに、使っていない M.2 の差し込み口がある。マザーボードのマニュアルの「M.2」の項目で見る) M.2 の SSD
ノートパソコン 機種によって違う(ノートパソコンにSSDは増設できる?で見分ける)

SSD なら、スタートアップのアプリを減らす

  1. Ctrl・Shift・Esc の3つのキーを同時に押して、タスク マネージャーを開きます。
  2. 左の[スタートアップ アプリ]を選びます。
  3. 起動のときに要らないアプリを右クリックし、[無効にする]を選びます(Microsoft の案内)。チャットや音楽のアプリ、メーカーの更新の通知など、起動してすぐ使わないものが目安です。セキュリティのソフトは無効にしません。

Microsoft の案内では、ディスクの空きが少ないことも動作の速さ(パフォーマンス)を下げ、起動にも影響します。エクスプローラーの「PC」を開くと、C ドライブの残りの容量が出ます。空きが少ないなら、Windows の「ディスク クリーンアップ」で要らないファイルを消します。設定を変えたあとは、パソコンを再起動してから、起動の速さを確かめます。

C ドライブが HDD で、SSD に替える場合の候補

下記は、2.5インチの SATA SSD(箱の形、ケーブルでつなぐ)と、M.2 の NVMe SSD(細長い板の形)です。M.2 はマザーボードに差し込み口があるときに使えます。価格は日々変わるので、その日の価格はカードのリンク先で確かめてください。当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、メーカーの仕様欄で大きさと形をご確認ください。

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よくある質問

HDD を SSD に替えると、どのくらい速くなりますか。

当サイトでは測っていません。バッファローの案内では、SSD は読み書きが速く、HDD は細かいデータをあちこちから読むのが遅い、とされています。起動のときは Windows とアプリのたくさんのファイルを読み込むので、この読み込みの速さが起動の時間にかかわります。

SSD なのに起動が遅いのはなぜですか。

Windows と一緒に起動するアプリが多いこと、C ドライブの空きが少ないことが考えられます(Microsoft の案内)。スタートアップのアプリを減らし、空きを作ってから、再起動して確かめます。

Mac も同じですか。

この記事は Windows のパソコンの話です。Mac は Apple の案内で確かめます。

電源が入らない、画面が映らないときは。

起動が遅いのとは別の症状です。電源ユニットの故障か確かめる、画面が映らないときの記事で確かめます。

起動のときに無効にしてはいけないアプリはありますか。

セキュリティのソフト(ウイルス対策)は無効にしません。名前を見て何のアプリか分からないものは、そのままにします。

ノートパソコンでも SSD に替えられますか。

機種によって、替えられるものと替えられないものがあります。見分け方はノートパソコンにSSDは増設できる?にあります。

Windows を入れ直さずに替えられますか。

いまのドライブの中身を新しい SSD に写す(クローン)と、入れ直さずに使えます。手順はSSDのクローンのやり方にあります。

出典と確認方法

このページの手順と説明は、以下のメーカーの案内に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。

  • Microsoft「Windows で PC のパフォーマンスを向上させるためのヒント」:起動時に実行するアプリは起動時間を遅くし、タスク マネージャーの[スタートアップ アプリ]で無効にできること、ディスク領域の不足でパフォーマンスが下がること、改善しなければ再起動すること
  • バッファロー「【かんたん解説】SSDとは?HDDとの違いは?」:SSDはメモリーチップ、HDDは回転する円盤に磁気で読み書きする仕組み、SSDの利点(衝撃による故障リスクが低い、読み書きが速い、動作音が静か)と欠点(最大容量が少ない、大容量は容量単価が高い)、HDDの利点(最大容量が多い、容量に対して価格が安い)と欠点(衝撃による故障リスクが高い、ランダムアクセスが非常に遅い、動作音や振動)(2026-09-27 取得)

画面や手順は機種や Windows のバージョンで違うことがあるので、上の案内もあわせてご確認ください。

判定の根拠は判定の方法にまとめています。