M.2 SSDはどのスロットに挿す?CPU直結とチップセット経由の違い

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本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。

結論:条件によります

スロットが複数ある場合、CPU直結のスロットを使うのが基本です。ただしM.2に挿すとSATAポートが無効になる基板があるため、いま使っているドライブが消えないかを先に確認してください。

CPU直結とチップセット経由

M.2スロットにはCPU直結のものとチップセット経由のものがあります。CPU直結のほうが低遅延で、Gen5への対応はCPU直結のスロットに限られることが多いです。

M.2(x4接続)のPCIe世代ごとの帯域Gen332 Gb/sGen464 Gb/sGen5128 Gb/s世代が違っても動作します。低いほうの帯域に合わせられるだけです
PCIeの世代ごとの帯域です。Gen5に対応するのはCPU直結のスロットに限られることが多く、どのスロットに挿すかで上限が変わります。

挿すとSATAポートが無効になることがある

M.2スロットはSATAポートやPCIeスロットとレーンを共有していることがあります。M.2にSSDを挿すと特定のSATAポートが無効になったり、グラフィックスカードのスロットがx16からx8に落ちたりします。共有の仕方はマザーボードごとに違うため、マニュアルの確認が欠かせません。

厚みの制約

両面実装(基板の裏にもチップがある)のSSDは厚みがあるため、マザーボード付属のヒートシンクの下やノートPC・小型PCでは干渉することがあります。デスクトップの通常のマザーボードであれば、ほぼ問題になりません。

間違えるとどうなるか

いちばん困るのは、M.2にSSDを挿した時点でそれまで使っていたSATAのドライブが見えなくなることです。起動ドライブがそちらにあると、PCが起動しなくなります。故障ではなくレーンの共有によるもので、どのポートが無効になるかはマニュアルに書かれています。

挿す前に確認する手順

  1. マニュアルのM.2スロットの項を開き、スロットごとの対応方式とレーン数を確認します。
  2. 同じ項にある「このスロットを使うと無効になるポート」の記載を確認します。
  3. 無効になるポートに、いま使っているドライブが繋がっていないかを確かめます。繋がっていれば、先に別のポートへ移してください。
  4. 起動ドライブが無効になる側にある場合は、移してから挿さないと起動しなくなります。

どのポートが無効になるかは基板ごとに違います。型番で検索して出てくる他の人の構成ではなく、自分のマザーボードのマニュアルを見てください。

買い替えなくてよい場合

  • 速度が出ないという理由で買い替える前に、そのスロットがCPU直結かチップセット経由かを確認してください。経由するスロットは上限が低く、SSDの性能ではありません。
  • SATAのドライブが消えた場合、SSDを別のM.2スロットに移せば戻ることがあります。買い直す必要はありません。
  • 両面実装のSSDがヒートシンクに干渉するだけなら、ヒートシンクを外すか薄いものに替えるだけで済みます。

出典と確認方法

このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。

  • マザーボードのマニュアル(M.2とSATAのレーン共有):メーカーサイトのサポート欄からマニュアルPDFを開き、M.2スロットの項を確認します。共有の仕方は基板ごとに違うため、この確認は省略できません。
  • SSDの製品ページ(インターフェースとサイズ):製品の仕様欄で「インターフェース」と「フォームファクタ」を確認します。M.2という記載だけでは接続方式は分かりません。

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、マザーボードの型番は、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」、または CPU-Z の Mainboard タブで確認できます。そこに出た型番でメーカーサイトが見つからないときは、基板メーカーではなくPCを買った店の製品ページ(構成表)と、その機種のサポートページを見てください。それでも分からない項目は、購入元に問い合わせるのが確実です。

当サイトは各メーカーの公開仕様を突き合わせて互換情報を作成し、データ間の矛盾を自動で検査しています。それでも誤りが残る可能性はあるため、購入前にはメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。

判定の作り方・自動で行っている検算・運営者の立ち位置は判定の方法にまとめています。

よくある質問

スロットが2つあります。どちらに挿すべきですか。

CPU直結のスロットです。マニュアルで「CPUに接続」と書かれている側で、多くの基板では最上段のPCIe x16スロットに近いほうです。

M.2に挿したらSATAのHDDが消えました。故障ですか。

故障ではない可能性が高いです。M.2スロットとSATAポートがレーンを共有していると、M.2を使った時点で特定のSATAポートが無効になります。マニュアルでどのポートが無効になるかを確認してください。

グラフィックスカードがx8になったのですが。

M.2スロットがCPUのレーンをグラフィックスカードと分け合う基板があります。仕様どおりの動作です。帯域が半分になっても、多くの用途で性能低下はわずかです。

ヒートシンクは必要ですか。

Gen4以降の高速なSSDでは、発熱で速度が落ちるのを防ぐ目的で付けることがあります。マザーボードに付属している場合はそれを使えば足ります。

この条件に合う製品

下記は、この記事の条件に合う製品です。対応を確認しやすいメーカーの製品から機械的に選んだもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。

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