HDD増設のやり方|買う前にベイ・SATAポート・電源コネクタの空きを確かめます

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本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。

結論:作業はケーブル2本、確かめるのは3つの空きです

3.5インチのHDDは、ケースの3.5インチベイにネジで固定し、SATAケーブルとSATA電源ケーブルの2本をつなぎます。買う前に、3.5インチベイ・マザーボードのSATAポート・電源ユニットのSATA電源コネクタの3つに空きがあるかを確かめます。

結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)

買わなくてよい場合

  • 何が容量を使っているかを先に見てください。Windowsの「設定」→「システム」→「ストレージ」で、項目ごとの使用量が分かります。使わなくなったアプリや一時ファイルが大半なら、買わずに空けられることがあります。
  • 3.5インチベイが無いケースや、開けると保証が切れる期間中なら、ケースを開けずに使えるUSBの外付けHDDという方法もあります。
  • ゲームやアプリを置いて速さがほしいなら、増やすのはHDDではなくSSDです。決め方はSSDとHDDの違いにあります。

買う前に確かめる3つの空き

作業の前に、PCの電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜いてください。体に溜まった静電気は、金属部分に触れて逃がしてから始めます。自分で作業したくない場合は、購入元や修理を受け付けている店に依頼することもできます。

「ケースに入らない」「ケーブルが無い」という失敗は、作業ではなく買う前に起きています。次の3つに空きがあるかを確かめてから買ってください。電源コネクタの空きはケースを開けないと見えないので、BTO・メーカー製PCは、開ける前に購入元の保証の規定を確かめてください。

確かめること なぜ どこで分かるか
3.5インチベイの空き HDDを固定する場所です。空きが無いケースには内蔵できません。 ケースの製品ページの仕様欄(「3.5インチベイ」の数)と、ケースを開けたときの空き
マザーボードのSATAポートの空き 挿せる数はマザーボードで決まっています。M.2にSSDを挿すと、配線を共有している特定のSATAポートが使えなくなる基板もあります。 マザーボードのマニュアルの仕様の項(SATAポートの数と、M.2と共有するポート)
電源ユニットのSATA電源コネクタの空き HDDは、電源ユニットから出ているSATA電源ケーブルで電気を受けます。空きがあっても、ベイの位置まで届かないことがあります。 ケースを開けて、電源ユニットから出ているSATA電源ケーブルの余りと長さを見ます

マニュアルが手元に無いメーカー製・BTOのPCでも、マザーボードの型番はシステム情報で分かり、メーカーサイトからマニュアルを開けます。M.2にSSDを挿しているPCでは、マニュアルでM.2と共有するSATAポートを確かめ、そのポート以外につなぎます。

SATAケーブルは付いてこない製品がある

内蔵HDDには、SATAケーブルが付属しない製品があります。ドスパラも、増設の前にSATAケーブルや電源ケーブルが足りているかを確かめるよう挙げています。HDDをマザーボードにつなぐSATAケーブルは、マザーボードの付属品に入っていることがあるので、まず手元の箱を確かめます。無ければHDDと一緒に買います。電源側のSATA電源ケーブルは電源ユニットから出ているものを使うので、別に買うのは空きが無いときや届かないときだけです。

HDDの増設手順

  1. PCの電源を切り、電源ユニットのスイッチをオフにして、電源ケーブルを抜きます。BTO・メーカー製PCは、ケースを開ける前に保証の規定を確認してください。
  2. ケースの3.5インチベイ(またはトレイ)にHDDをネジで固定します。
  3. マザーボードの空いているSATAポートとHDDをSATAケーブルでつなぎ、電源ユニットから出ているSATA電源ケーブルをHDDに挿します。どちらもL字の形を合わせる向きにしか入りません。
  4. 電源を戻して起動し、BIOSで認識されているかを確認します。

SATAケーブルはマザーボードに付属していることがあり、無ければ別に買います。ドスパラは、SATAケーブルや電源ケーブルが足りているかを確かめること、増設する位置によってはケーブルが届かず延長ケーブルが要ることを挙げています。

増設したHDDが「エクスプローラー」に出ないとき

  1. スタートメニューで「ハード ディスク パーティションの作成とフォーマット」と入力して開きます(「ディスクの管理」が開きます)。
  2. 一覧で新しいディスクを右クリックし、「ディスクの初期化」を選びます。パーティションのスタイルは既定のGPTのままにします。
  3. 「未割り当て」の領域を右クリックし、「新しいシンプル ボリューム」を選びます。サイズは既定(ディスク全体)のまま進めます。
  4. ドライブ文字を選び、ファイルシステムは既定のNTFSでフォーマットします。終わるとエクスプローラーに出ます。

初期化はそのディスクのデータを消します。新品のHDDなら問題ありませんが、一覧で使用中のディスクを選ばないよう、容量で見分けてください。BIOSには出るのにエクスプローラーに出ないときは、まずこの初期化をしているかを確かめてください。

2TBより大きいHDDは、GPTで初期化する

2TBより大きいHDDは、パーティションのスタイルを既定のGPTのままにして初期化します。Microsoftの解説では、MBRで初期化した3TBのディスクは最初の2TBまでしかパーティションを作れず、残りは使えません。MBRで初期化してしまった新品のHDDは、「ディスクの管理」でディスクを右クリックし「GPTディスクに変換」で直せます(そのディスクのデータは消えます)。

間違えるとどうなるか

3.5インチベイが無いケースでは、買ったHDDを内蔵できません。M.2と共有するSATAポートにつなぐと、M.2のSSDかHDDのどちらかが認識されません。どちらも、ケースの製品ページとマザーボードのマニュアルを先に見れば避けられます。

価格は日々変わるため、この記事には載せていません。当日の価格は、下の商品カードのリンク先でご確認ください。

3つの空きを確かめた場合の候補

下記は、3.5インチベイに付けるSATA接続の内蔵HDDと、手元に無い場合のSATAケーブルです。内蔵HDDはケーブルが付かない製品もあるので、ケーブルの有無は製品ページの付属品の欄で確かめてください。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。

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よくある質問

HDDはいくつまで増設できますか。

マザーボードの空いているSATAポートの数と、ケースの3.5インチベイの空きの、少ないほうまでです。M.2にSSDを挿しているPCでは、M.2と共有するSATAポートの分だけ減ることがあります。

増設するならSSDとHDDのどちらがいいですか。

置くもので決まります。写真や動画をためるなら容量の大きいHDD、ゲームやアプリを置くなら速いSSDです。決め方はSSDとHDDの違いにあります。

3.5インチベイがありません。

そのケースにはHDDを内蔵できません。USBでつなぐ外付けHDDにするか、2.5インチのベイやM.2の空きがあればSSDを増設します。SSDの手順はSSD増設のやり方にあります。

BTOのパソコンにも増設できますか。

ケースに3.5インチベイの空きがあれば、手順は同じです。ケースを開けると保証の扱いが変わることがあるので、先に購入元の規定を確かめてください。

フォーマットの形式は何を選べばいいですか。

Windowsで使うならNTFS(既定)です。パーティションのスタイルも既定のGPTのままで構いません。

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、ケースを開ける、あるいは部品を交換すると製造元の保証が受けられなくなることがあります。規定はメーカーや販売店ごとに違うため、作業の前に購入元の保証規定を確認してください。保証期間が残っていて困りごとが起きているなら、自分で替える前に購入元へ相談するほうが早く済むことがあります。

出典と確認方法

このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。

  • PCケースの製品ページ(対応規格):仕様欄の「対応マザーボード」「対応電源」「ラジエーター」「ドライブベイ」「フロントI/O」を確認します。電源の欄に長さ(奥行き)の上限が書かれているケースもあります。
  • マザーボードのマニュアル(M.2とSATAのレーン共有):メーカーサイトのサポート欄からマニュアルPDFを開き、M.2スロットの項を確認します。共有の仕方はマザーボードごとに違うため、この確認は省略できません。
  • ドスパラ「パソコンのストレージをSSDへ換装するには?HDD増設やバックアップの注意点もご紹介」:HDDを増設するときはSATAケーブルや電源ケーブルが足りているかを確かめること、増設する位置によってはケーブルが届かず延長ケーブルが要ること、SATAポートはマザーボードで挿せる数が決まっていること、新しいドライブはフォーマット(初期化)が要ること(2026-09-09更新、2026-10-03 取得)
  • Microsoft Learn「新しいディスクの初期化」(ディスクの管理):新しいディスクはエクスプローラーにすぐ出ない(初期化が要る)、既定のパーティションスタイルはGPT、新しいシンプルボリュームの作成とNTFSでのフォーマットの手順
  • Microsoft Learn「2 TB を超えるハード ディスクの Windows でのサポート」:2TBを超えるディスクの全容量を使うにはGPTで初期化する必要があること、MBRで初期化した3TBのディスクは最初の2TBまでしかパーティションを作れないこと、「GPTディスクに変換」の手順(2026-10-03 取得)

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、マザーボードの型番は、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」、または CPU-Z の Mainboard タブで確認できます(別のソフトを入れられない環境では、システム情報だけで足ります)。そこに出た型番でメーカーサイトが見つからないときは、マザーボードのメーカーではなくPCを買った店の製品ページ(構成表)と、その機種のサポートページを見てください。それでも分からない項目は、購入元に問い合わせるのが確実です。

この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。

判定の根拠は判定の方法にまとめています。