本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。
結論:予算の前に、動かしたいAIから必要なVRAMを決めます
生成AIを動かすパソコンのスペックは、グラフィックボードのVRAMの容量で決まります。先に動かしたいAIを決めると、必要な容量が計算でき、そこから選ぶカードが絞れます。価格は日々変わるため、この記事に金額は載せていません。当日の価格は、下の商品カードのリンク先でご確認ください。
結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)
選ぶ順番:モデル → VRAM → カード → 残りの構成
1. 動かしたいモデルを決めます。必要な容量は配布ファイルのサイズ+約1.5GBが目安で、ローカルAIに必要なVRAMで計算できます。画像生成は画像生成に必要なVRAMをご覧ください。
2. その容量を積んだカードを選びます。容量ごとに動かせる上限はVRAM容量ごとの上限にまとめてあります。必要な容量に足りないカードでは、性能の数字がどれだけ高くても、そのモデルは動かせません。モデルがVRAMに入りきらないためで、容量は妥協の効かない条件です。
3. 残りの構成(CPU・メモリ・SSD・電源)は、カードに合わせて決まります。本体のメモリはローカルAIに必要な本体メモリ、電源はカードの必要システム電源(電源容量の確かめ方)が基準です。
「VRAMが多いほど高い」とは限りません
カードの価格はVRAMの容量順に並びません。価格は需要と供給で決まるため、容量の少ない上位モデルが、容量の多い下位モデルより高いことがあります。「VRAM 12GB以上」のような目安だけで選ぶと、より高い金額を払って、より少ないVRAMを手に入れることが起こり得ます。必ず容量を先に決めて、当日の価格を容量ごとに見比べてください。モデルごとの提示価格と仕様はRTX 50シリーズの提示価格と仕様にあります。
BTOを買う場合、商品名から容量が分かりません
完成品を買う場合、もう1つ壁があります。BTO完成品(RTX 5060 Ti 搭載)を2026-09-02に調べたところ、63件中 51件(81%)が、商品名にVRAMの容量を書いていませんでした。
同じ「RTX 5060 Ti」でも、8GB版と16GB版があります。AI用途では、この違いが動かせるモデルの大きさをそのまま決めます。商品名だけでは、どちらが入っているのか判断できません。
買う前に確かめる手順
- まず、動かしたいモデルを決めます。必要な容量はローカルAIに必要なVRAMで計算できます(配布ファイルのサイズ+約1.5GBが目安)。
- その容量を積んだカードを候補にします。性能の順ではなく、容量で選んでください。
- 候補ごとの当日の価格を、商品リンク先で見比べます。容量の多いほうが安い日もあります。
- BTO完成品を買う場合は、商品名ではなく構成表でVRAMの容量を確認します。書かれていなければ、購入元に問い合わせてください。
- そもそも本体で動かす必要があるかを先に考えます。ブラウザで使うAIサービスだけなら、グラフィックボードは要りません。
当サイトが判定できるのは、公表されているVRAM容量までです。実際の生成速度は測っていません。
間違えるとどうなるか
買ってからでないと分からない種類の失敗です。容量が足りないモデルは、動かないか、あふれた分をシステムメモリに置いて極端に遅くなります。どちらもカードを替える以外に直す方法がありません。詳しくはVRAMとシステムメモリの違いにまとめています。
買わなくてよい場合
- ブラウザで使うAIサービスだけなら、グラフィックボードは要りません。
- いま使っているPCのVRAMで足りるかは、動かしたいモデルが決まれば計算できます。買う前に確かめてください。
- 月額のサービスと本体を買う場合のどちらが安いかは、使う量で変わります。ローカルと月額はどちらが安いかで比べられます。
容量を確かめたうえで選ぶ場合
上のとおり、値段の順ではなく容量と金額で選んでください。ブラウザで使うAIサービスだけなら、下記は要りません。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。
PNY | ピーエヌワイ VCG5060T16DFXPB1-O (GeForce RTX 5060 Ti OC 16GB)
よくある質問
VRAMは何GBあればいいですか。
動かしたいモデルによります。配布されているファイルのサイズに約1.5GBを足した容量が目安です。モデルを決めずに容量だけ決めることはできません。
「VRAM 12GB以上」という目安を見ました。それで選んでよいですか。
容量の条件としては間違っていません。ただしカードの価格は容量順に並ばず、容量の多いカードのほうが安い日もあります。必要な容量を先に決めて、当日の価格を容量ごとに見比べてください。
この記事に金額が無いのはなぜですか。
価格は日々変わるため、載せていません。読んだ時点では違う金額になっているためです。当日の価格は、下の商品カードのリンク先でご確認ください。
BTOと自作、どちらがいいですか。
パーツ交換の経験がないなら、完成品を買うほうが確実です。比べ方は自作PCとBTO、どちらが安い?にあります。
出典と確認方法
このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。
- 価格の調べ方(商品カードのリンク先):商品カードの候補は、楽天市場の商品検索から中古・海外直送・ミニPC・型番と世代表記が矛盾する商品を除いて機械的に選んでいます。価格は記事に載せていないため、当日の価格はリンク先でご確認ください。
- NVIDIA「現行世代と前世代の GeForce シリーズのグラフィックス カードの比較」:RTX 50シリーズのCUDAコア数、AI TOPS、レイトレーシングのTFLOPS、標準メモリ構成、メモリインターフェイス幅、RTX 40シリーズ(4070/4070 SUPER/4070 Ti/4070 Ti SUPER/4060 Ti)のCUDAコア数と標準メモリ構成(2026-09-11)
この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。
判定の根拠は判定の方法にまとめています。