本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。
結論:条件付きでYES。インテルの第12〜14世代用か、AMDのRyzen 5000用なら使えます
条件付きでYESです。インテルの第12〜14世代用のDDR4版か、AMDのRyzen 5000用のマザーボードなら、DDR4のメモリが使えます。今後、いまのDDR4のマザーボードで使えるインテルのCPUが追加で出る見込みもあり、もう1世代使い続けられる可能性があります。
DDR4が使えるマザーボードの候補
下記は、インテルの第12〜14世代用のDDR4版のASUS PRIME B760M-A D4と、AMDのRyzen 5000用のASUS PRIME B550M-A WIFI IIです。どちらもASUSの製品ページの仕様で、メモリはDDR4(最大128GB、スロット4本)です。ほかの製品を選ぶときも、製品ページの仕様欄でメモリの規格がDDR4かを確かめてください。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。
PRIME B760M-A D4 【PCIe 4.0対応】
ASUS PRIME B550M-A WIFI II AMD Ryzen 5000シリーズ AM4 対応 B550 搭載 mATX マザーボード/国内正規代理店品
いま売っている最新のインテルのCPU(Core Ultra 200S)や、AMDのRyzen 7000以降を使いたい場合は、DDR5のマザーボードとメモリが要る、は変わりません。
インテルの第12〜14世代用のマザーボードは、DDR4版とDDR5版が別の製品です。どちらかは製品ごとに決まっていて、1枚のマザーボードで両方を使うことはできません。製品名にDDR4やD4が入っている製品もあります(例: ASUS PRIME B760M-A D4、GIGABYTE B760M AORUS ARI WIFI6E DDR4)が、決め手は製品ページの仕様欄のメモリの規格です。
価格は日々変わるため、この記事には載せていません。当日の価格は、上の商品カードのリンク先でご確認ください。
CPUの世代ごとに、マザーボードでDDR4が使えるか
下の表は、CPUが刺さる形(ソケット、LGA1700などの名前はマザーボードの製品ページに書かれています)ごとに、マザーボードでDDR4のメモリが使えるかを、インテルとAMDの製品情報とマザーボードの仕様欄でまとめたものです。DDR4のメモリは、DDR5用の差し込み口には挿さりません。
| CPUが刺さる形(ソケット) | 使うCPU | DDR4のメモリ | 見分け方 |
|---|---|---|---|
| LGA1700 | 第12〜14世代のCore | DDR4版なら使える | 同じソケットにDDR4版とDDR5版がある。製品ページの仕様欄のメモリの規格で見分ける |
| AM4 | Ryzen 1000〜5000 | 使える | DDR4だけ |
| AM5 | Ryzen 7000〜9000 | 使えない | DDR5だけ |
| LGA1851 | Core Ultra 200S | 使えない | DDR5だけ |
| LGA1200 | 第10〜11世代のCore | 使える | DDR4だけ。使えるCPUは第10〜11世代まで |
| LGA1151 | 第6〜9世代のCore | 使える | DDR4だけ。使えるCPUは第6〜9世代まで |
第6〜11世代のインテルのCPU用のマザーボード(LGA1200・LGA1151)もDDR4ですが、使えるCPUは第11世代までです(LGA1151は第9世代まで)。CPUも新しくするなら、DDR4を使い続けられるのは、第12〜14世代用のDDR4版か、Ryzen 5000用です。
インテルの第12〜14世代用(DDR4版)を選ぶときに確かめること
いま使っているDDR4のメモリは、速度と容量がマザーボードの仕様の範囲なら、そのまま挿せます。マザーボードの製品ページの仕様欄で、対応するメモリの速度と最大の容量を確かめます。
GIGABYTEが発表したのは、まだ発売されていないCPUの話です。マザーボードのメーカーのGIGABYTEは、製品名にB760・H610と付く第12〜14世代用のマザーボード(DDR4版も含む)で、2027年初頭に出る見込みのインテルの新しいCPU(いまの第12〜14世代と同じ形)を使えるようにする、マザーボードの基本の設定ソフト(BIOS)の更新を出すと発表しています(2026年10月9日)。インテルはCPUの名前も発売の時期も発表していません。いま売っている最新のCore Ultra 200Sが、DDR4のマザーボードで使えるようになる話ではありません。ほかのメーカーの製品は、それぞれのCPUサポートリストで確かめます。
AMDのRyzen 5000用(AM4)を選ぶときに確かめること
Ryzen 5000用のマザーボードはDDR4だけで、使えるCPUはRyzen 5000までです。いまのRyzenをそのまま使うなら、マザーボードのCPUサポートリストで、そのCPUに対応するBIOSのバージョンを確かめます。
間違えるとどうなるか
第12〜14世代用のDDR5版や、Ryzen 7000以降用・Core Ultra 200S用のマザーボードを買うと、DDR4のメモリは挿さらず、メモリも買い直すことになります。買う前に、製品ページの仕様欄のメモリの規格がDDR4かを確かめれば避けられます。
よくある質問
Ryzen 7000以降用のマザーボードでDDR4のメモリは使えますか。
使えません。Ryzen 7000以降用のマザーボード(AM5)は、DDR5のメモリだけが使えます。
第12世代のCoreでDDR4が使えるマザーボードはありますか。
あります。第12〜14世代用のマザーボード(LGA1700)のうち、DDR4版の製品です。製品ページの仕様欄のメモリの規格で確かめます。
DDR4とDDR5の両方を挿せるマザーボードはありますか。
第12〜14世代用のマザーボードは、DDR4版とDDR5版が別の製品で、どちらかは製品ごとに決まっています。1枚で両方は使えません。
B760のDDR4版は、これから出るCPUでも使えますか。
GIGABYTEは、B760とH610の全製品(DDR4版も含む)で、2027年初頭に出る見込みのインテルの新しいCPUを、BIOS(マザーボードの基本の設定ソフト)の更新で使えるようにすると発表しています。まだ発売されていないCPUの話です。ほかのメーカーはCPUサポートリストで確かめます。
出典と確認方法
このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。
- Intel® 製品仕様データベース(ARK):IntelのCPUがどのソケットに対応し、どの世代に属するか
- AMD Processor Specifications:Ryzenがどのソケットに対応し、どの世代に属するか
- マザーボードの製品ページ(メモリの仕様):メーカーサイトで型番の仕様欄を開き、「メモリー」の項を確認します。対応世代のほか、1枚あたりの最大容量と合計の最大容量が書かれています。サポート欄には「メモリー対応リスト(QVL)」があり、そのマザーボードで動作確認された型番が載っています。
- マザーボードの製品ページ(対応CPU一覧):メーカーサイトで型番を検索し、「対応CPU」「CPU Support List」の欄を開きます。世代をまたぐCPUでは必要BIOSバージョンが併記されているので、そこも確認してください。
- GIGABYTE「Day-One Support for Upcoming LGA1700 Processors Across Its Full B760 and H610 Lineup」(2026-10-09):B760 と H610 のマザーボードの全製品(DDR5 版・DDR4 版とも)が、2027年初頭に出る見込みの LGA1700 向けの次の CPU に BIOS の更新で対応する旨、最新の BIOS は公開済みの旨(2026-10-12 実ブラウザで確認、CPU の名前は書かれていない)
- ASUS「PRIME B760M-A D4」仕様:Intel B760 チップセット、メモリ 4 x DIMM・最大128GB・DDR4(2026-10-12 取得して確認)
- ASUS「PRIME B550M-A WIFI II」仕様:AMD B550 チップセット、メモリ 4 x DIMM・最大128GB・DDR4(2026-10-12 取得して確認)
BTO・メーカー製PCをお使いの場合、マザーボードの型番は、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」、または CPU-Z の Mainboard タブで確認できます(別のソフトを入れられない環境では、システム情報だけで足ります)。そこに出た型番でメーカーサイトが見つからないときは、マザーボードのメーカーではなくPCを買った店の製品ページ(構成表)と、その機種のサポートページを見てください。それでも分からない項目は、購入元に問い合わせるのが確実です。
この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。
判定の根拠は判定の方法にまとめています。