LGA1700でDDR5メモリが使えるかはマザーボード次第です|型番の「D4」と製品ページで見分ける

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本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。

結論:DDR5対応のマザーボードなら使えます。DDR4対応のマザーボードには挿さりません

LGA1700のマザーボードでDDR5メモリが使えるかは、そのマザーボードがどの世代に対応しているかで決まります。LGA1700にはDDR4/DDR5のそれぞれに対応したマザーボードが存在し、どちらに対応するかはマザーボードごとに固定されています。

結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)

お使いのマザーボードがどちらかを確かめる

LGA1700はDDR4/DDR5のどちらに対応するかがマザーボードごとに決まっており、型番を見ないと判別できません。多くのメーカーは、DDR4対応の製品の型番に「D4」を付けて区別していますが、付いていない製品もあります。型番だけで判断せず、次の順で確認してください。

作業の前に、PCの電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜いてください。体に溜まった静電気は、金属部分に触れて逃がしてから始めます。自分で作業したくない場合は、購入元や修理を受け付けている店に依頼することもできます。

  1. マザーボードの型番を調べます(基板に印字されているか、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」で見られます)。
  2. その型番でメーカーの製品ページを開き、仕様欄の「メモリー」の項を見ます。対応する世代が書かれています。
  3. いまメモリが挿さっているなら、タスクマネージャーの「パフォーマンス」→「メモリ」に世代が表示されることがあります(表示されるかはWindowsのバージョンによります)。表示されない場合は、CPU-Zなどのツールで確実に分かります。

メモリ世代ごとの違い

DDR3・DDR4・DDR5は切り欠き(ノッチ)の位置が異なり、対応していないスロットには物理的に挿さりません。DDR4とDDR5はピン数がどちらも288本ですが、それでも挿さりません。

世代 DIMMピン数 電圧 採用ソケット
DDR3 240ピン 1.5V LGA1155/LGA1150/AM3+
DDR4 288ピン 1.2V LGA1151/LGA1151-300/LGA1200/LGA1700/LGA2066/AM4
DDR5 288ピン 1.1V LGA1700/LGA1851/AM5

LGA1700の注意点

DDR4対応かDDR5対応かはマザーボードごとに決まっており、同一の基板で混ぜたり差し替えたりすることはできません。

4枚挿しにするかどうかを迷っている場合は、メモリ4枚挿しのデメリットをご覧ください。

間違えるとどうなるか

対応していない世代を買うと挿さりません。開封後のメモリは販売店によって返品の扱いが違うため、注文前にマザーボードの型番で対応世代を確かめてください。

買い替えなくてよい場合

  • 動作が重いという理由だけで、メモリを買い替える必要はありません。タスクマネージャーでメモリの使用量が上限に張り付いているかを先に確認してください。張り付いていなければ原因は別にあります。ここでいうメモリはPC本体のメモリ(システムメモリ)で、グラフィックボードのVRAMとは別のものです。ゲームや動画編集だけが重い場合は、グラフィックボードに載っているメモリ(VRAM)の不足も考えられます。確かめ方はVRAMとシステムメモリの違いにあります。
  • いま挿さっているメモリが1枚だけなら、同じ規格のメモリを1枚追加してデュアルチャネルにするほうが、買い替えより安く効きます。
  • 新しい世代のメモリを使いたいという理由だけでは、マザーボードとCPUまで替えることになります。その費用に見合うかを先に見積もってください。

マザーボードを確かめた結果に合う候補

お使いのマザーボードがDDR5対応ならDDR5のメモリ、DDR4対応ならDDR4のメモリです。下記はその2つを1つずつ並べたものです。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。

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よくある質問

世代の違うメモリを変換アダプタで使えますか。

DDR3・DDR4・DDR5の間に下位互換は一切ありません。ピン数が同じDDR4とDDR5も、切り欠きの位置が違うため挿さりません。実用的な変換アダプタも存在しません。

容量や速度の違うメモリを混ぜても動きますか。

容量や速度の異なるモジュールを混ぜると、低いほうに合わせて動作するか、起動しないことがあります。同一型番の2枚組セットで購入するのが確実です。

2枚と4枚ではどちらがよいですか。

2枚1組で挿すとデュアルチャネルで動作します。スロットが4本ある場合はマニュアルの推奨スロットに従ってください。

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、ケースを開ける、あるいは部品を交換すると製造元の保証が受けられなくなることがあります。規定はメーカーや販売店ごとに違うため、作業の前に購入元の保証規定を確認してください。保証期間が残っていて困りごとが起きているなら、自分で替える前に購入元へ相談するほうが早く済むことがあります。

出典と確認方法

このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。

  • JEDEC DDR5 SDRAM 規格(JESD79-5C):DDR5のピン数・電圧・動作速度の規格値
  • マザーボードの製品ページ(メモリの仕様):メーカーサイトで型番の仕様欄を開き、「メモリー」の項を確認します。対応世代のほか、1枚あたりの最大容量と合計の最大容量が書かれています。サポート欄には「メモリー対応リスト(QVL)」があり、そのマザーボードで動作確認された型番が載っています。
  • Intel® 製品仕様データベース(ARK):IntelのCPUがどのソケットに対応し、どの世代に属するか

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、マザーボードの型番は、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」、または CPU-Z の Mainboard タブで確認できます(別のソフトを入れられない環境では、システム情報だけで足ります)。そこに出た型番でメーカーサイトが見つからないときは、マザーボードのメーカーではなくPCを買った店の製品ページ(構成表)と、その機種のサポートページを見てください。それでも分からない項目は、購入元に問い合わせるのが確実です。

この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。

判定の根拠は判定の方法にまとめています。