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結論:まず設定で軽くし、それでも重くて古いグラフィックボード(映像を作る部品)なら替えます
- まず、表示するアバターの数と距離を減らします
- 重いアバターを表示しない設定もあります
- 公式の最低条件(GTX 970 相当)より古いグラフィックボードなら、替えます
1. VRChat の公式の最低条件(パソコン)
下の表は、VRChat の公式 wiki(Getting Started)に載っている、パソコンで動かすための最低条件です。公式 wiki は、これをデスクトップでも VR でも動かすための「最低限」の条件としています。
| 項目 | 公式の最低条件 |
|---|---|
| CPU(計算をする部品) | Intel Core i5-4590 か AMD FX 8350、またはそれと同じくらい |
| メモリ | 4GB |
| グラフィックボード(映像を作る部品) | NVIDIA GeForce GTX 970 か AMD Radeon R9 290、またはそれと同じくらい |
公式 wiki は、人が作ったアバターやワールドには、思ったより重いものがあるとも書いています。最低条件に届いていても、人の多い場所では重くなることがあります。
2. いまのパソコンを調べる手順
CPU・メモリ・グラフィックボードの名前を見る
- キーボードの「Windows」キー(窓のマークのキー)を押したまま、「R」キーを押します。
- 出てきた小さな窓に「msinfo32」と英数字モード(半角)で入力し、「OK」を押します。msinfo32 は、Windows に入っている「システム情報」の画面を開く命令です。
- 右側の一覧の「プロセッサ」が CPU の名前、「インストール済みの物理メモリ(RAM)」がメモリの量です。
- 左の「コンポーネント」→「ディスプレイ」を選ぶと、右側の「名前」にグラフィックボードの名前が出ます。
名前が分かったら、上の表の製品と比べます。同じくらいかどうか迷うときは、名前で検索して発売の年を見るのが目安になります。
3. 調べた結果で決める
| いまのパソコン | VRChat は | 次にすること |
|---|---|---|
| グラフィックボードが最低条件より古い | 設定で軽くしても足りないことがあります | グラフィックボードを替えるか、下の設定を試します |
| 最低条件に届いている | 設定を試すと軽くなることがあります | 下の「軽くする設定」を上から試します |
| 人の多い場所でだけ重い | アバターの表示が重さの元です | 表示するアバターの数と距離を減らします |
4. 軽くする設定
VRChat の設定の名前は、英語の表示のまま書いています。上から順に試すと、どれで軽くなったかが分かります。
表示するアバターを減らす(Avatar Culling)
- メインメニューの「Avatars」→「Avatar Culling」を開きます。
- 「Hide Avatar Beyond」をオンにすると、決めた距離(5〜50m)より遠いアバターを表示しません。
- 「Maximum Shown Avatars」をオンにすると、表示するアバターの数の上限(0〜80)を決められます。
- 友だちだけは見えるようにしたいときは、「Always Show Friend Avatars」をオンにします。
公式 wiki の「Settings」のページに載っている項目です。
重いアバターを表示しない(Performance Options)
- メインメニューの「Safety」のタブを開き、右上のボタンから「Performance Options」を開きます。
- 「Minimum Displayed Performance Rank」で、表示するアバターの重さの下限を選びます。
- アバターは軽い順に Excellent・Good・Medium・Poor・Very Poor の5段階で、Medium を選ぶと Poor と Very Poor のアバターは代わりの軽い姿で表示されます。
パソコンでの初めの設定は Very Poor で、どのアバターも表示されます(VRChat の公式ドキュメント)。
画質を下げる(Graphics)
- メインメニューの「Graphics」を開きます。
- 「Quality Preset」を Low か Medium にします。
- 鏡のあるワールドで重いときは、「Mirror Resolution」を Quarter か Half にします。
5. 設定で足りないとき(グラフィックボードを替える)
最低条件より古いグラフィックボードなら、替えると軽くなる見込みがあります。公式 wiki は、グラフィックボードは、グラフィックボードが持つメモリ(VRAM)の多いものを選ぶと動きがよい、としています。ノートパソコンはグラフィックボードを替えられないので、設定で軽くするのが中心になります。デスクトップで替える手順はグラフィックボードの交換手順にあります。
価格は日々変わるため、この記事には載せていません。当日の価格は、下の商品カードのリンク先でご確認ください。
デスクトップでグラフィックボードを替える場合の候補
下記は、VRAM が16GBの GeForce RTX 5060 Ti です。替える前に、いまの電源で使えるか(容量と差し込み)をグラフィックボードが自分のPCで使えるか確認する方法で確かめます。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。
PNY | ピーエヌワイ VCG5060T16DFXPB1-O (GeForce RTX 5060 Ti OC 16GB)
よくある質問
ノートパソコンでも VRChat は遊べますか。
最低条件はノートパソコンでも同じです。グラフィックボードが GTX 970 と同じくらいかそれより新しければ遊べます。グラフィックボードの付いていないノートパソコンでは、重くなりやすくなります。
メモリを増やせば軽くなりますか。
公式の最低条件のメモリは4GBなので、メモリより先にグラフィックボードと設定を確かめます。
Meta Quest だけでも遊べますか。
公式 wiki には、パソコンを使わずに VRChat を遊べる単体の VR ゴーグルの一覧があります。Meta Quest もその中にあります。
特定のワールドだけ重いのはなぜですか。
公式 wiki は、人が作ったワールドやアバターには、思ったより重いものがあると書いています。ほかのワールドで軽いなら、そのワールドが重い可能性があります。
出典と確認方法
このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。
- VRChat Wiki「Getting Started」:PC の最低条件(Intel i5-4590 / AMD FX 8350 相当、メモリ4GB、GeForce GTX 970 / Radeon R9 290 相当、デスクトップと VR の absolute minimum)、単体の VR ゴーグルの一覧、アバターやワールドで重くなること、VRAM の多いグラフィックボードを勧める記述
- VRChat Wiki「Settings」:Avatar Culling(Main Menu > Avatars: Hide Avatar Beyond 5〜50m・Maximum Shown Avatars 0〜80・Always Show Friend Avatars)、Graphics(Quality Preset・Mirror Resolution など)
- VRChat Documentation「Avatar Performance Ranking System」:ランク(Excellent・Good・Medium・Poor・Very Poor)、Safety タブ右上の Performance Options の Minimum Displayed Performance Rank(PC の既定は Very Poor)
- Windowsの「システム情報」(msinfo32):Windowsキー+R を押して「msinfo32」と入力し、「システムの要約」の「インストール済みの物理メモリ」を見ます。
この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。
判定の根拠は判定の方法にまとめています。