LGA1200のCPUクーラーはLGA1851に付きません|変換ブラケットがあれば付けられます

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本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載している互換情報は各メーカーの公開仕様に基づいており、広告の有無によって内容を変えることはありません。

結論:そのままでは付きません。変換ブラケットがあれば付きます

LGA1200用のCPUクーラーはLGA1851では使えません。取付穴のピッチが75×75mmから78×78mmへ変わっているためです。メーカーが対応する変換ブラケットを配布している製品であれば、それを入手することで取り付けられる場合があります。

結論に合う候補を見る(ページ内の製品カードへ移動します)

いまのクーラーを変換ブラケットで付け直す場合の入手先と手順は、CPUクーラーの変換ブラケットにまとめています。

取付穴の寸法を比べる

CPUクーラーが取り付けられるかどうかは、マザーボード側の取付穴のピッチが一致するかで決まります。ソケット名が違っていても、このピッチが同じなら同じブラケットが使えます。

ソケット 取付穴のピッチ 対応メモリ 対応CPU世代
LGA1200 75×75mm DDR4 第10世代 (Comet Lake)/第11世代 (Rocket Lake)
LGA1851 78×78mm DDR5 Core Ultra 200S (Arrow Lake)

判断の根拠

78×78mmはLGA1700以降の寸法で、LGA1851でも同じです。LGA115x/LGA1200用のクーラーは取付穴が合わないため、変換ブラケットが必要になります。LGA1700以降はCPUを押さえる金具(ILM)の高さも変わっているため、クーラーのメーカーはLGA1700用の部品を別に用意しています。

間違えるとどうなるか

取付穴が合わないまま固定すると、CPUとクーラーの接触面に隙間ができて冷却が効きません。CPUには温度が上がると動作を落とす保護があるため、高負荷で性能が落ちる、あるいは止まります。すでに無理に付けて温度が上がっているなら、負荷のかかる作業を止め、電源を切って電源ケーブルを抜いてから付け直してください。BTO・メーカー製PCは、ケースを開ける前に保証の規定を確認してください。

買い替えなくてよい場合

  • マザーボードを替えても、クーラーのメーカーがLGA1851用の変換ブラケットを用意していれば、クーラーは買い替えなくて済みます。入手先と付け直しの手順(グリスの塗り直しを含む)はCPUクーラーの変換ブラケットにあります。
  • 温度が上がってきただけであれば、グリスの塗り直しとファンの清掃で戻ることがあります。作業は電源を切り、コンセントを抜いてから行ってください。クーラーの買い替えはそのあとで判断できます。

LGA1851に付くクーラーを決める3点

1つ目は対応ソケットです。製品ページの対応ソケットの欄にLGA1851が入っているものを選びます。現行のクーラーの多くはIntel用とAMD用の金具を同梱していて、対応ソケットの欄にLGA1851が並んでいます。

2つ目はケースに入る高さです。空冷はクーラーの全高(クーラーの製品ページ)と、ケースの対応クーラー高(ケースの製品ページ)を比べます。簡易水冷はラジエーターの寸法(240mmなど)が、ケースの対応ラジエーターの欄にあるかを見ます。

3つ目は冷やす力の余裕です。クーラーの製品ページにある対応TDPと、載せるCPUの公表TDP(Intel は Processor Base Power)を比べ、対応TDPがCPUの値を上回るものを選びます。当サイトは冷却性能を測っていないので、公表値の比較だけで決めます。

LGA1851に付くクーラーの候補

LGA1851に対応するクーラーを、空冷と簡易水冷で1つずつ並べています。決め手は上の3点(対応ソケット・ケースの対応高・対応TDP)です。交換先のLGA1851のマザーボードも1つ添えています。対応を確認しやすいメーカーの製品から1つずつ選んで並べたもので、当サイトが実際に使用して比較したものではありません。購入前には、必ずメーカーの仕様欄で対応状況をご確認ください。

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よくある質問

変換ブラケットはどこで入手できますか。

クーラーのメーカーが配布していることがあります。メーカー別の配布状況(各社の公式ページで確認した分)と申請先はCPUクーラーの変換ブラケットにまとめています。配布していない場合は、そのクーラーを流用することはできません。付け替えはケースを開けてクーラーを外す作業です。作業の前に、PCの電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜いてください。体に溜まった静電気は、金属部分に触れて逃がしてから始めます。自分で作業したくない場合は、購入元や修理を受け付けている店に依頼することもできます。

LGA1851に対応しているクーラーかどうかを確認する方法はありますか。

製品の仕様欄にある対応ソケットの一覧にLGA1851が含まれているかを見てください。記載がない場合はメーカーのサポートに確認するのが確実です。

LGA1851はどのCPUのソケットですか。

IntelのCore Ultra 200S (Arrow Lake)のソケットで、メモリはDDR5だけです。

LGA1700用のクーラーは、すべてLGA1851にそのまま付きますか。

CORSAIRは、LGA1851はLGA1700と寸法と取付穴の中心間距離が同じで、LGA1700対応のCPUクーラーと互換があると説明しています。ただし製品によってはメーカーがLGA1851向けの部品を用意している場合があるので、製品ページの対応ソケットの欄で確かめてください。

取付穴の寸法はどこで分かりますか。

ソケットごとの取付穴はこの記事の表のとおりで、LGA1200は75×75mm、LGA1851は78×78mmです。クーラー側は製品ページの対応ソケットの欄で、LGA1851が含まれているかを見ます。

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、ケースを開ける、あるいは部品を交換すると製造元の保証が受けられなくなることがあります。規定はメーカーや販売店ごとに違うため、作業の前に購入元の保証規定を確認してください。保証期間が残っていて困りごとが起きているなら、自分で替える前に購入元へ相談するほうが早く済むことがあります。

出典と確認方法

このページの互換情報は、以下の公開仕様に基づいています。同じ手順でご自身でも確認できます。

  • Intel® 製品仕様データベース(ARK):IntelのCPUがどのソケットに対応し、どの世代に属するか
  • マザーボードの製品ページ(対応CPU一覧):メーカーサイトで型番を検索し、「対応CPU」「CPU Support List」の欄を開きます。世代をまたぐCPUでは必要BIOSバージョンが併記されているので、そこも確認してください。
  • Noctua Compatibility Database:CPUクーラーの対応ソケットと、マザーボード・ケースとの組み合わせ
  • CPUクーラーの製品ページ(対応ソケット):メーカーサイトで製品の仕様欄を開き、対応ソケットの一覧を確認します。記載がないソケットには、変換ブラケットが配布されていない限り取り付けられません。
  • CORSAIR「LGA 1851 vs LGA 1700:その違いは?」:LGA1851はLGA1700と寸法と取付穴の中心間距離が同じでLGA1700対応のCPUクーラーと互換があること、Core Ultra 200S(Arrow Lake-S)向けのソケットでメモリはDDR5のみであること
  • PCケースの製品ページ(内寸):仕様欄の「対応GPU長」「CPUクーラー高」を確認します。フロントにラジエーターやファンを付けている場合、その厚みぶん実際に使える長さは短くなります。
  • AMD Processor Specifications:Ryzenがどのソケットに対応し、どの世代に属するか

BTO・メーカー製PCをお使いの場合、マザーボードの型番は、Windowsの「システム情報」の「ベースボード製品」、または CPU-Z の Mainboard タブで確認できます(別のソフトを入れられない環境では、システム情報だけで足ります)。そこに出た型番でメーカーサイトが見つからないときは、マザーボードのメーカーではなくPCを買った店の製品ページ(構成表)と、その機種のサポートページを見てください。それでも分からない項目は、購入元に問い合わせるのが確実です。

この記事の互換情報は、各メーカーが公開している仕様をもとにしています。誤りが残る可能性もあるため、購入前にメーカーの公式仕様もあわせてご確認ください。

判定の根拠は判定の方法にまとめています。